こんにちは、Webライターのちゅんです♪
クラウドワークスを使用していると、クライアントの指示に従わないといけないと思い込み、知らないうちに禁止行為を行ってしまうことがあります。
もし禁止行為をしていることがクラウドワークスの運営にバレると、高額の罰金を請求されるかも…!
そうなるとライター報酬で稼ぐどころか、大きなマイナスになるかもしれませんね。
今回は、クラウドワークスの禁止行為について解説します。
クラウドワークス上には、平気で禁止行為に誘導してくるクライアントがいます。自分の身は自分で守りましょう。
クラウドワークスの禁止行為
初心者ライターがやりがちな禁止行為をご紹介します。
思い当たることをしている人は、なるべく早く辞退することをおすすめします。
クラウドワークス経由の直接契約
「初回の仕事の報酬はクラウドワークスでお支払いしますが、次回以降の報酬は直接やり取りしましょう。」こんなことを言ってくるクライアントがいます。
実際、クラウドワークス経由で仕事をすると、クライアントもワーカーも手数料が取られてしまうため、直接契約に切り替えた方が得ですよね。
目先のメリットに目がくらんで契約してしまう人も多いことでしょう。
でも、クラウドワークスを通して直接契約するのは禁止されています。
皆が皆そんなことをしたら、クラウドワークスの運営は成り立たなくなってしまうので、営業妨害以外の何物でもありません。
もしクライアントから直接契約を求められたらキッパリ断りましょう。
もちろん、ワーカー側がクライアントへ「直接契約したいです!」と伝える行為も絶対にダメです!
↓直接契約を獲得したい方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
クラウドワークス外での連絡のやり取り
クラウドワークスでは通常、メッセージ機能を使ってクライアントと連絡を取りますが、チャットワークやLINEなどの外部ツールで連絡を求められることがあります。
外部ツールによる連絡のやり取りは、厳密に言うと禁止されている訳ではありません。
きちんと「サービス外連絡申請」をすれば、外部ツールで連絡を取ることも可能です。
サービス外連絡申請の方法についてはこちらをご覧ください
もし、クライアントから外部ツールでの連絡を求められたら、サービス外連絡申請をしてもらうようお願いするか、こちらが申請してから対応するようにしましょう。
外部サービスへの妨害
クラウドワークスでは、外部サービスへの妨害行為も禁止されています。
外部サービスへの妨害とは以下のような行為のことを指します。
- メルカリの使用
- 食べログのレビュー投稿
- ECサイトのレビュー投稿
- はてなブックマークへの投稿
- 購入制限のある商品の代理注文・代理予約
- SNSのフォロー、リプライ、スパム行為など
上記の行為の依頼が来ても、引き受けないようにしましょう。
ワーカーが料金を支払う行為
クラウドワークス上で、マルチ商法の勧誘やアフィリエイト報酬獲得目的の仕事依頼は禁止されています。
記事作成のための商品購入やサービスの利用によって、ワーカーが料金を支払わなければならない仕事はNGということです。
1円でも料金を支払わなければならない仕事は「おかしいことだ」と認識しておきましょう。
不確実な情報の発信
クラウドワークスでは、不確実な情報を発信するような記事作成依頼が禁止されています。
不確実な情報とは次の内容を指します。
- 非科学的なもの
- ゴシップ
- 迷信 など
憶測でしかないような話題を、まるで事実かのように誤認させる記事は書いてはいけません。
クラウドワークスに限らず、本当か嘘か分からない情報を正しいように書くのは非常に危険な行為です。
記事を書くときはそれが本当に正しい情報なのか、しっかりリサーチした上で執筆しましょう。
クラウドワークスで禁止行為を進められた時の対処法
もし禁止行為に該当するような話を持ちかけられたら、どうしたらいいのか戸惑いますよね。
モヤモヤしながら応じるのではなく、次のように対処しましょう。
1.きっぱりと断る
まずは禁止行為をきっぱりと断ることが大切。
クラウドワークスの運営からもメッセージ画面は見ることができるので、もし応じたことがバレると、ワーカーも処罰を受けることになるでしょう。
「魅力的な案件で断りたくない」といった場合は、直接契約はできないと伝えたり、サービス外連絡申請をしたりするなど、禁止行為に当たらない形で仕事ができないか交渉してみましょう。
2.運営に通報する
悪質なクライアントは運営に通報しましょう。
通報したことで何か対応をしてもらえる訳ではないと思いますが、同じような通報が多い場合は、運営が対策をとってくれる可能性があります。
クラウドワークスで通報する方法はこちらをご覧ください。
クライアントもワーカーも、気持ち良く仕事のできる環境になればいいですね。
私が遭遇した悪質クライアント
私が駆け出しライターだった頃は、クラウドワークスにとってもお世話になっていました。
素敵なクライアントがたくさんいる中で、初心者ワーカーを狙った悪質なクライアントに遭遇したことも何度かあります。
そこで、私が遭遇した悪質なクライアントについて、少しお話ししようと思います。
これからクラウドワークスで案件を探す方は参考にしてくださいね。
ケース1:LINE誘導
クラウドワークスで初心者歓迎&文字単価が相場よりも高い案件を発見!
「これはおいしい案件だ!」と、無知な私はすぐに応募しました。
数日が経ち、クライアントからこんなメッセージが届きました。
残念ながら今回は不採用とさせていただきます。
ただ、他の案件はまだまだ募集しています!
LINEに登録してくれたら他の案件のご紹介もご案内できますよ!
あ、ここはこういうやり口なんだな…とピンと来て、返事も返さずにスルーしました。私個人の経験として、LINEに誘導してくる人にまともなクライアントはいないと思っています…。
ケース2:高額スクールの勧誘
「これからWebデザインのスクールを開講しようと思っているから、講座資料(メルマガの文章)を読んだ感想を書いてほしい!」
↑こんな案件を見つけたので、勉強になるかな、と思って応募しました。
講座資料とはいうものの、筆者の方の苦労話、Webデザインが簡単に稼げるという話が続き…。
最終的には「これを読んでくれた人限定で、通常50万円の教材を今だけ30万円でご提供します!!」と書かれていました。
仕事じゃなくてただの勧誘でした…。感想を書いて欲しいと言っている割に、アドバイスは一切受け付けません!と書いていることにはちょっと違和感を感じていました(笑)
ケース3:使ったことのない商品のレビュー
高単価案件に挑戦したくて、テストライティングに応募してみた時のこと。
美容関係の記事と書かれていたのですが、内容をよくよく聞くと「化粧水を使ったテイで、10000文字で褒めちぎってください」というものでした。
使ったことのない商品のレビューって、いわゆる“サクラ行為”ですよね。
さすがにそれは書きたくないと思い、テストライティングを辞退しました。
その後もよく募集されているのを見かけるので、単価の高さゆえにやってしまうライターも多いんだろうな…と思います。
ルールを守って楽しく稼ごう
今回は、クラウドワークスの禁止行為について解説しました。
色々書きましたが、クラウドワークスはWebライターが仕事を獲得するのに一番ハードルの低い手段です。
ルールを守って上手に使えば、初心者ライターでも稼ぐことができます。
自分の身は自分で守りながら、楽しく仕事を獲得していきましょう。