Webライティング

Web記事やブログの構成の作り方を解説!文章構成の基本から応用まで

Webライティング

こんにちは、Webライターのちゅんです。

リサーチしたことをまとめて、構成をつくるのが苦手という方は少なくありません。

構成が既に作られているタイプの案件もありますが、構成作りの手間が無い分、低単価であることが多いでしょう。

Webライターとしてステップアップするなら、構成の作り方を身につけておきたいですね。

今回は、Web記事やブログの構成の作り方を分かりやすく解説していきます!

ちゅん
ちゅん

記事後半では私が構成を作るうえで考えていることもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね♪

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Web記事の構成を作るための準備

記事の構成を作る前段階として、3つの準備が必要です。

準備段階で手を抜くと質の悪い記事になったり、情報が足りずに執筆時間が多くかかったりします。

スムーズに記事を完成させるためにも、念入りに準備しましょう。

記事構成をつくるための準備
  1. ペルソナ設定
  2. キーワード選定
  3. リサーチ

1. ペルソナ設定

ペルソナとは、記事を読んでほしいユーザーのこと。

具体的に決めておかないと、想定する読者の悩みに寄り添った記事を書くことはできません。

以下のように、より細かく人物像を設定しておくといいですよ。

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • ライフスタイル
  • 趣味
  • 悩み など

例えば、本ブログ「のんびり働くWebライターちゅんの小屋」は、初心者ライターさんの役に立つ情報を提供することを目的として運営しています。

そのため、Webライターを始めたばかりの頃の自分を想定して、記事を作成しています。

上記に当てはめるとこんな感じですね。

年齢30代前半
性別女性
職業専業主婦からWebライターになったばかり
ライフスタイル・夫・息子・娘の4人家族
・未就園児を自宅育児中
・平日はワンオペ
趣味家族でアウトドア・資格取得
悩み・パソコン操作もライティングの仕方も分からない
・仕事と育児と家事を並行してできない
ちゅん
ちゅん

ペルソナ設定が難しいなら、記事に興味を持ってくれそうな家族や友人、知人などを思い浮かべてみるといいですよ。

2. キーワード選定

ネット検索するユーザーは、Google検索などでキーワードを入力して、欲しい情報を得ようとします。

そのため、記事を多くのユーザーに読んでもらうには、目標キーワードを設定して検索上位を目指すと良いでしょう。

クライアントから案件を受注する場合は指定されたキーワードで記事を書くことが多いですが、個人でブログを書く場合は自分で目標キーワードを設定しなければなりません。

キーワード選定の手順は次のとおりです。

  1. ペルソナ設定した人物がどんな悩みを持っているかリサーチする
    Yahoo!知恵袋教えて!gooなど)
  2. 悩みから想定されるキーワードをリストアップする
  3. キーワード抽出ツールを使用してキーワードを選ぶ
    GoogleキーワードプランナーYahoo!キーワードアドバイスツールなど)
ちゅん
ちゅん

トレンドブログの場合は、今のトレンドや今後流行りそうなものから想定されるキーワードで記事を書きましょう。

3. リサーチ

検索上位を目指すキーワードを決めたら、リサーチしていきます。

情報量が多い方が執筆は楽になりますので、文字数に応じてしっかりとリサーチしましょう。

リサーチ方法については、こちらの記事で解説しています。

Web記事構成の仕組み

Web記事は、基本的にトップコピー・ボディコピー・ボトムコピーの3つの要素で構成されます。

文字数の多い少ないに関わらず、構成を作る時は以下の形を意識して作りましょう。

トップコピー

●タイトル  ●リード文

ボディコピー

●大見出し  ●小見出し

ボトムコピー

●まとめ
●商品の注文ボタンやアフィリエイトリンク

トップコピー

記事タイトルとタイトル下の冒頭文(リード文)が、トップコピーに該当する部分です。

ユーザーが記事を読み進めるか離脱するかは、トップコピーでいかに読者を惹き付けられるかにかかっています。

トップコピーを書くときは、次の点を意識してみましょう。

  • 目標キーワードを含める
  • 読者の悩みを明確にする、悩みに共感する
  • 記事を読むとどんな良いことがあるのか示す

例えば、「ダイエット 食事」というキーワードで書いてみましょう。

●タイトル

ダイエット中の食事の取り方を解説!おすすめのダイエットサプリ〇選

●リード文

食事制限してもなかなか痩せないと、ダイエットをやめたくなりますよね。

無理な食事制限は身体にも悪いですし、リバウンドの原因になることも…!

本記事では、ダイエット中の食事の取り方について解説します。

ダイエット中の身体をサポートしてくれる、おすすめのダイエットサプリもご紹介しますので必見ですよ♪

ちゅん
ちゅん

「この記事を読んだら食事の取り方やダイエットサプリの情報が得られるのか~読んでみよう!」と思ってもらえたら万々歳!

現実はそんなに上手くはいきませんが…(笑)

ボディコピー

ボディコピーは記事本文のこと。

具体的には目次からまとめに入る手前までの部分を指します。

Web記事の構成をつくるときは、話のまとまりごとに「大見出し(h2タグ)」をつくり、大見出しをさらにいくつかの「小見出し(h3タグ)」に分ける作業をします。

ちゅん
ちゅん

見出しの数に決まりはなく、大見出しに必ず小見出しを付けなくてはならない決まりもありません。(クライアントによってルールは異なります)

しかし、文字数に対して見出しが多すぎても少なすぎても読みにくくなるので注意しましょう。

例えば、トップコピーと同じく「ダイエット 食事」について記事を書くとすれば、こんな構成イメージです。

大見出し1「ダイエットに効果的な食事の取り方は?」
小見出し1-1「3食きちんととる」
小見出し1-2「食べる順番に気を付ける」

大見出し2「食事制限しないダイエット方法を紹介!」
小見出し2-1「運動する」
小見出し2-2「ダイエットサプリを利用する」

このように、大見出しの内容を小見出しで補足したり、さらに詳しく解説したりするというイメージで設定すると良いでしょう。

補足がたくさん必要なら小見出しを5個程度使用しても構いませんし、補足が必要なければ小見出しを付けなくてもOKです。

ボトムコピー

ボトムコピーは、記事全体の「まとめ」です。

本文を読み飛ばしてまとめを読む人もいるので、まとめを読むだけで記事の概要が分かるようにしておくと良いでしょう。

ボトムコピーにはまとめだけでなく、商品の注文ボタンやアフィリエイトリンクを貼ることもあります。

文章構成の基本の作り方

Web記事に限らず、あらゆる文章構成に使われるのが「SDS法」「PREP法」の2種類の型です。

ライターとして活動するなら2つの型を頭に入れておいた方が良いでしょう。

SDS法

「SDS法」は同じ内容を、手法を変えて読者に3度伝える型です。

S…Summary(全体の概要)

D…Details(詳細の説明)

S…Summary(全体の概要)

文章の冒頭で伝えたいことを書き、続けて冒頭で伝えた内容を詳細に説明。
記事のラストに、もう一度記事の概要を説明します。

SDS法で文章を作成すると、次のようになります。

(全体の概要)
本記事では、Webライターが専業主婦になぜおすすめなのか説明します。

(詳細の説明)
専業主婦がWebライターになると次のメリットがあります。

・家事や育児のスキマ時間に働ける

・子どもの予定に合わせてスケジュールを立てられる。

・人間関係のストレスが少ない

だからWebライターは専業主婦におすすめなのです。

(全体の概要)
今回はWebライターが専業主婦におすすめな理由をお伝えしました。

ちゅん
ちゅん

3度同じ内容を繰り返すため、読者の記憶に残りやすい構成です。

PREP(プレップ)法

PREP法は、結論を先に伝える文章構成の型です。

P…POINT(結論)

R…REASON(理由)

E…EXAMPLE(例え)

P…POINT(結論)

PREP法を使って文章を作成すると、次のようになります。

(結論)
Webライターは専業主婦におすすめです。

(理由)
なぜなら、Webライターにはこんなメリットがあるからです。
・家事や育児のスキマ時間に働ける
・子どもの予定に合わせてスケジュールを立てられる。
・人間関係のストレスが少ない

(例え)
私も専業主婦でしたが、Webライターになったことで、スキマ時間にお小遣い稼ぎができるようになりました。
世帯収入が増えたことで生活にゆとりも生まれました。

(結論)
以上の理由から、Webライターは専業主婦におすすめしたい職業です。

ちゅん
ちゅん

はじめに結論を伝えて根拠を示すことで、文章に説得力をもたせる構成です。

場合によっては、SDS法のDの箇所にPREP法を入れ込むこともあります。

私がWebライティングの構成作りで考えること

ここまで構成の基本についてお伝えしました。

ただ、リサーチしていると記事に組み込みたい情報がたくさん出てくるので、構成づくりは複雑になっていきます。

そこで私が構成を作る時に考えていることをご紹介します。

読者が読みやすい流れ

私は構成を作るとき、読者が読みやすい流れを意識しています。

分かりやすい例で挙げると、時系列に並べたり、手順に沿って説明したり、スマホでタイトルから順にスクロールして読みづらさを感じないようにするということ。

読者が記事ページを上にスクロールして、前章に何度も戻らなければならない記事は、読者の手間が増えるので良い記事とは言えません。

例えば本記事の場合は、次のような構成にしています。

  • 構成を作るための準備
  • Web記事構成の仕組み
  • 基本の文章構成
  • 筆者の考え(応用)

まずは準備からはじめ、基本を説明したうえで、応用の仕方を伝えるという構成です。

本ブログは初心者ライターの読者を想定しているので、なるべく順序だてて解説しています。

ちゅん
ちゅん

ペルソナ設定が、ある程度Web記事に慣れたユーザーなら、準備や構成の仕組みは省略して、応用箇所を増やすなど、記事の構成は変わってくるでしょう。

販売促進したい商品が魅力的に映る流れ

セールスライティングの場合、企業の商品やサービスの販促を記事内に盛り込まなければなりません。

そのような場合は、どのような構成にすれば読者の目に商品が魅力的に映るかを考えます。

例えば、学習教材の販促をしたいから「小学生 勉強が好きになるコツ」といったキーワードで記事を書くとしましょう。

結論(一番伝えたいこと)は「勉強を好きになって欲しいなら、○○社の学習教材で勉強しよう!」となります。

でもリード文でいきなり↑のように書いてしまうと、なんだか押し売り感があって記事から離脱する読者は多いでしょう。

この場合は以下のような構成にした方が、教材に興味を持ってもらえるかもしれません。

  • 勉強に苦手意識を持つ理由
  • 小学生が勉強を好きになるコツを紹介
    ・目標を設定する
    ・繰り返し書いて覚える
    ・分からないことをそのままにしない
  • 勉強を好きになる要素が詰まっている教材を紹介
ちゅん
ちゅん

セールスライティングや、アフィリエイトブログの場合は、どうやったら商品を買いたくなるか?という消費者の目線で構成を考えましょう。

緊急性が高い記事は結論を早く伝える

子どもが急に体調を崩して、今すぐ対処法を知りたいのに、検索した記事をスクロールしても欲しい情報が出てこなくてイライラ…。

こんな経験をしたことがあるのは、私だけではないはず!

「このキーワードで検索する人は、すぐに結論が欲しいだろうな」と予想できる時は、早い段階で結論を伝えます。

逆に、「構成の作り方」に関するキーワード検索する人は、時間をかけて基本をしっかり学びたいのではないかと予想できます。

ちゅん
ちゅん

そのため本記事では結論は急がずに、順序立てて解説しているというわけです。

構成づくりは数をこなすことが上達の近道

構成を作る時、基本の型はありますが、正解はありません。

今回ご紹介したやり方をしたとしても、クライアントの好みにより修正が必要になることもあるでしょう。

構成づくり上達の近道は、とにかく数をこなすことです。

数をこなしていくうちに、「このジャンルならこの構成にしよう」「このクライアントならこんな構成が好まれそうだな」といった風に構成を作るスピードが上がっていくでしょう。

数記事書いて、構成が苦手だからWebライターが向いてないかも…と、結論を出すのはまだ早いですよ!

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