こんにちは、Webライターのちゅんです♪
クラウドソーシングサイトで案件を受注していると、「システム手数料が高いな…」と思い始める日がきます。
1万円の案件を受注したとして、手数料を20%引かれてしまうと、取り分は8,000円。執筆本数を重ねるにつれて、手数料にかかる費用がかさんでいくのは辛いですよね。
このページをご覧のライターさんは、今まさに「手数料なしで案件を受注したい」と思っていることでしょう。
今回は、「そろそろ手数料なしで案件を受注したい」と思っている人に向けて直接契約の取り方をご紹介します。
以前は私もクラウドソーシングで案件を受注していましたが、今は直接契約の案件のみ受注しています。実際に私が案件を獲得した方法も詳しく書いていきますよ♪
Webライターの直接契約の取り方5パターン
クラウドソーシングからスタートして直接契約を取るとなると、「ハードルが高い!」と感じる人が多いのではないでしょうか。
でも、直接契約を取る方法は意外と多く、そこまでハードルの高いものではありません。
直接契約の取り方4+1パターンをご紹介します。
SNSで応募する
手軽に直接契約を取りたいなら、SNSを活用すると良いでしょう。
TwitterやInstagramで「#ライター募集」と調べると、ライターを募集しているアカウントを見つけることができます。
SNSで応募する時は、必要事項を記載したDMを送ってから、テストライティングする流れが一般的です。
他の方法よりも簡単に契約できる反面、単価が低かったり、クライアントの信頼度が低い可能性も。
応募先は慎重に検討しましょう。(zoomの採用面接かと思いきや、ただの勧誘だったという話も聞きます…。)
私はInstagramのアカウントで自分の活動について発信していたら、DMからスカウトをいただき直接契約につながりました。
企業のメディアに直接応募する
企業が運営しているメディアに直接応募する手もあります。
もし憧れているメディアがあるなら、採用情報をこまめにチェックしておきましょう。
たとえメディアが求人を出していなくても、問い合わせてみたら面接してもらえる場合も。
ダメ元で応募してみたら、大きな案件が獲得できるかもしれません!
ただ大手メディアの場合、ライターとエンドクライアントの間に多くの人が関わっています。
そのため、レギュレーションが多い、実績としての公開がNGになる場合が多い、などのデメリットがある点には注意が必要です。
求人サイトから応募する
意外と見落としがちなのが、求人サイトです。
求人サイトの業種で「Webライター」と検索すれば、企業が募集している求人情報を確認できます。
求人サイトは相手が個人ではなく企業なので、案件の信頼性が高く、安定した収入が保証されます。
企業によっては福利厚生が充実している場合もあるでしょう。
ただ、募集している案件が時給制だったり、最低稼働日数が決まっていたりして、自宅育児をしている主婦には難しいかもしれません。
身近な人に営業してみる
家族の知り合いや元同僚、ママ友など、身近な人に営業してみる手もあります。
「営業する」と言っても、ライター業をゴリ押しして交友関係を失う必要はありません(笑)。
例えば、誰かとお茶した帰りに「私Webライターしてるから、周りに集客で困ってる人がいるならいつでも声かけてね」と伝えて、事前に作っておいた名刺やチラシを渡すだけでOK。
事業をやっている人でもWeb関連はサッパリ…という人は多いので、「あ、そういえばあの人Webの仕事してるって言ってたな…」と思い出してもらえたら依頼がきます。
実際に私も、出かける時は常に名刺を持ち歩くようにしています♪美容室へ行ったときや、同窓会に呼ばれた時などにサッと渡すようにしていたら、そこから実際に仕事に繋がったこともありますよ。
仕事相手が身近な人なら、お互い顔を知っているからこそ信頼できますし、企業の方針や想いを共有しやすいメリットがあります。
ただ、Webに疎いクライアントと仕事をすると、Web関連のことをなんでも任されてしまうことも。
どこからどこまで引き受けるか、線引きは必要だと思います。
私は、結構なんでも引き受けてしまうタイプです。(その分報酬は上げてもらいます)
【番外編】システム手数料0円のクラウドソーシングサイト
直接契約とは違いますが、クライアントに口座情報などを伝えるのが怖いなら、システム手数料を引かれないクラウドソーシングサイトを利用するのもおすすめです。
サクラサクワークスは高単価案件が多数あるので、ステップアップのために利用してみても良いでしょう。
Webライターが直接契約する3つのメリット
なぜ多くの初心者ライターが直接契約に憧れるのでしょうか。
直接契約のメリットを3つご紹介します。
システム手数料がかからない
やはり1番のメリットはシステム手数料がかからないこと。
同じ単価で案件を受注する場合、クラウドソーシングと直接契約では数十%の金額差がつきます。
労働量が同じなら、報酬が多い方を選ぶのは当然ですよね。
企業と信頼関係を築きやすい
直接契約は、クラウドソーシングよりもクライアントとの距離が近くなります。
その分、打ち合わせをしたり連絡を取ったりする頻度も増え、信頼関係が築きやすくなるでしょう。
信頼関係が強くなるほど、単価を上げてもらったり、幅広い仕事を任されたりするようになります。
収入が安定しやすい
直接契約はクライアントと信頼関係が築きやすいため、一度契約を結ぶと継続的に仕事がもらえるようになります。
直接契約の案件を増やしていけば収入が安定していくでしょう。
Webライターが直接契約する3つのデメリット
全て自己責任
直接契約は全て自己責任になります。
例えば、報酬未払いでクライアントが飛んでしまった場合、クラウドソーシングなら報酬が保証されます。
しかし直接契約ならクライアントと連絡がとれずに、泣き寝入りすることになるかもしれません。
直接契約で案件を探すなら、トラブルがあった時のお守りとしてフリーランス向けの保険に入っておくのも良いでしょう。
個人情報のやり取りが必要になる
直接契約を結ぶ時は、契約書に名前・住所・電話番号・口座番号など個人情報を記入することになります。(個人間の契約の場合は、契約書が用意されていないこともあります)
クライアントは「どこの誰に報酬を支払っているのか」を申告しなければならないので、個人情報のやり取りを拒否するのは難しいでしょう。
どうしても個人情報をクライアントに教えたくない人は、クラウドソーシングサイトで案件を受注するのが安心ですね。
私はクライアントに「契約書に電子印を押してください」と言われてかなり焦りました。電子ハンコも用意しておくと安心です。
事務処理が増える
事務処理が増えるのも、直接契約のデメリット。
クラウドソーシング経由なら、請求書を作成する必要がありませんが、直接契約の場合は請求書の作成を求められます。
パソコンに会計ソフトを入れておけば、請求書の作成や確定申告が楽にできますよ。
Webライターが直接契約で信頼を得るコツ
直接契約でクライアントから信頼されれば、安定的に報酬が得られます。
信頼を得るには、次のことを意識的に行いましょう。
- 納期厳守
- こまめなコミュニケーション
- 新しいことを提案する
- 問題点を一緒に改善していく
クライアントの信頼を得るのに、納期厳守やこまめなコミュニケーションはできて当たり前。(できないライターはすごく多いらしいですが…。)
プラスαとして「ブログにこんな内容を取り入れてみませんか?」と新たな提案をしてみたり、問題点を一緒に改善したりしていくことで、強い信頼関係を築いていけます。
クライアントの売上に貢献するため、自分には何ができるのか考えていくことが大切です。
直接契約はステップアップのチャンス
直接契約はライターとしての視野を広げてくれます。
私自身、クラウドソーシングで書いていた時は、クライアントからもらうキーワードでSEO記事をひたすら書くだけでした。
直接契約の案件を受注するようになってから、コラム・取材・ディレクション・SNS運用など、幅広い仕事を任せてもらえるようになりました。
ライターとしてレベルアップしたい人は、ぜひ直接契約の案件を探してみてくださいね。