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Google「Bard(現Gemini)」でブログ記事を書いてみた!AIチャットを使用するメリットは?

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こんにちは、Webライターのちゅんです。

対話型AIチャットボットであるChatGPTが流行りだしてから、ずっと気になっていたAIの導入。

ただ、私にとって個人情報を登録しないといけないのがネックで、使用してきませんでした。

ところが2023年5月に、Googleの「Bard」が一般公開!

Googleユーザーの私は、これを機にライティングにAIを取り入れることにしました。

そんな経緯で、今回はBard(現Gemini)でブログ記事を書くとどんな感じなのか?をお届けします♪

ちゅん
ちゅん

これからAIを導入予定のライターさんやブロガーさんはご参考にどうぞ~

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Google「Bard(現Gemini)」とは?

Google Bard

「Bard(現Gemini)」は、Google社が開発した対話型AIチャットサービスのこと。

音声やテキストで質問・命令を入力することで回答が得られます。

Bardは6年前から開発が進められ、3月にアメリカとイギリスで一般公開スタート、5月より日本でも公開され日本語にも対応しています。

2023年5月現在は、まだ試用運転中です

ChatGPTとの違い

Googleの「Bard」と、話題のChatGPTは、何が違うのでしょうか?

私自身今のところBardしか使用しておらず、違いがよく分からないので、Bard先生に聞いてみました。

うん、ちょっとBardびいきな感じがする回答ですね(笑)

リサーチしてみると、こんな違いがあるようです。

項目BardChatGPT
検索エンジンGoogleBing
データ情報最新情報が得られる2021年9月までの情報しか学習していない
回答精度開発中のためChatGPTに精度は劣る現段階ではBardよりも高い
回答スピードやや遅い早い
ちゅん
ちゅん

最新情報を得るならBard、精度やスピードを求めるならChatGPTという感じでしょうか。

Google「Bard(現Gemini)」の使い方

Google Bard

Bardは、Googleアカウントがあれば、特に何の登録もなしに使えます。

手順は次のとおりです。

Bardの使用手順
  1. Googleアカウントを作成する
  2. GoogleにログインしてBardにアクセス
  3. 「Join waitlist」をクリック
  4. 「Yes,Im in」を選択
ちゅん
ちゅん

Googleアカウントを持っている人は、ぜひ使ってみましょう。

Webライター・ブロガーがBardでできること

Bardは、ライティングにも活用できると言われています。

上手に使えば、次のような作業も手伝ってくれますよ。

今回は例として、身内がやっているタイ古式マッサージ店のブログ記事作りを手伝ってもらうとしましょう♪

ライター・ブロガーがBardでできること
  • キーワード選定
  • 構成案作成
  • 記事タイトルの作成
  • 本文作成
  • 推敲、コピペ対策
ちゅん
ちゅん

Bard初心者なので指示出しを失敗している箇所がありますが、ご理解ください。

キーワード選定

ブログで収益をあげるには、キーワード選定がカギとなります。

Bardでは、SEO対策を考慮したキーワード選定ができます。

例として、次の命令を出してみました。

※以下、記事中の命令文は「ferret One」様のブログを参考にさせていただきました。

マーケターになって、下記キーワードについてSEO戦略を考えて。
"""
#キーワード
タイ古式
#やること
・検索キーワードを10個抽出
・表形式で回答
・キーワード❘検索意図❘コンテンツ案
"""

→Bardからの回答

ちゅん
ちゅん

おぉ…こんなに親切に結果を出してくれるのは驚き。Bardを使えば、時間のかかるキーワード選定がかなり時短できそう!

構成案作成

駆け出しライターやブロガー初心者さんの中には、構成作りが苦手という方も多いのではないでしょうか。

AIが記事構成を自動で作ってくれたら、執筆作業が大幅に楽になりますよね。

上記のキーワード選定で提案してもらったキーワードで、構成案を作成してもらいました。

Webライターになって、以下の仕様で記事の構成案を作成して。

"""
#ターゲット
タイ古式マッサージの効果を知りたい人
#記事の内容
タイ古式マッサージの概要と効果を科学的根拠に基づいて説明する 
#やること
・H1は「タイ古式マッサージって何?健康にもたらす効果を解説!」とする
・目次は1-1,1-2などの形式とする
"""

→Bardからの回答

こんな感じで構成案を作ってくれました。

ただ、Googleの中間値を参考とした構成案なので、このまま使うとブログの独自性を出すことはできません。

ちゅん
ちゅん

この構成案をベースにオリジナリティをプラスしていくと良いですよね。

記事タイトルの作成

Bardなら、記事タイトルの作成もお手の物。

私は記事タイトルなどのキャッチコピーを作るのが得意ではないので、この作業を手伝ってもらえたら執筆作業が捗りそうだな、と期待を寄せています。

こちらもキーワード選定した内容を基にタイトル候補を考えてもらいました。

Webライターになって、以下の仕様でブログ記事のタイトルを5つ作成して。

 """
#ターゲット
タイ古式マッサージの効果を知りたい人
#記事の内容
タイ古式マッサージの概要と効果を科学的根拠に基づいて説明する 
#やること
・タイトルは30~35文字にする
"""

→Bardからの回答

タイトル案を5つ作成してもらいました。

私の指示がよくなかったのか、30~35文字で指示を出したのに20文字程度のタイトルに(なぜ?)。

とはいえ、さまざまな視点から見たタイトルを作成してくれたので参考になります。

本文作成

Bardにブログ記事の本文を書いてもらうこともできます。

(ここまでお願いしちゃうと、“ライターの存在意義とは…?”と考えてしまうのですが)

上記で作ってもらった構成案で本文を作成してもらいました。

Webライターになって、以下の構成案でブログ記事を作成して。

 """
#ターゲット
タイ古式マッサージの効果を知りたい人
#構成案
・H1{タイ古式マッサージって何?健康につながる効果を解説!}
・目次
{・H2{タイ古式マッサージとは}
・H2{タイ古式マッサージの効果}
・H2{タイ古式マッサージの注意点}
・H2{タイ古式マッサージの受け方}
・H2{タイ古式マッサージのまとめ}}
#やること
・2000文字の記事を作成
"""

→Bardからの回答

Bardに本文を作成してもらいました。

ただ、2000文字を指定しましたが、カウントすると660文字と1340文字足らず…。

あとは、文章の単調な感じが気になりました。

ちゅん
ちゅん

もしブログ記事に反映させるなら、これらをリライトするイメージでしょうか。

推敲・コピペ対策

書いた文章をBardに推敲してもらうこともできます。

本文作成でBardに書いてもらった文章の一部を推敲してもらいました。

以下のテキストを、もっと分かりやすい文章に改善してください。

テキスト:"""
{テキスト入力}
"""
#やること
・本文を修正加筆し、推敲を行う
#回答例
改善後の文章:改善後の文章
改善点:(箇条書きにした改善点)

→Bardからの回答

長くなるので元のテキストは省略していますが、上記のように推敲も問題なく行ってくれて、優しい文章に書き直してくれています。

コピペチェックで引っかかってしまった文章も、上記のように指示を出せばBardに書き直してもらえるので便利ですね。

Google「Bard」を使ってブログ記事を書いた感想

上記は、例として色々試してみましたが、実際にBardを使ってブログを書いてみました。

公開中の記事はお見せできませんが、使用した感想を語らせてもらいます。

コピペチェックは問題なし

CopyContentDetector®

Bardに書いてもらった記事をそのままコピペチェックに通してみました。

結果はご覧のとおり。中間値の答えを出していることもあり、コピペ率は全項目50%以下とセーフと言われる範囲でした。

ちゅん
ちゅん

もっと高い数値が出ると思いきや…!コピペチェックは難なくクリアしてくれました。

内容は合っているか

ブログ記事を執筆するうえで重要なのは、読者に正しい情報を伝えることです。

Bardが作った記事の内容確認をしていると、あることに気づき笑ってしまいました。

上記はタイ古式マッサージの専門用語を箇条書きしているものですが、この箇条書き部分、6番以降が全部一緒…!!

6~10以外の用語も、他サイトの情報と何一つ合っておらず、でたらめでした。

ちゅん
ちゅん

現段階でAIチャットに信頼を置きすぎるのは危険ですね。

Bardのライティングスキルは?

Bardの文章を添削してみました(笑)

まず、文末がほとんど「ます」なので、ここは調整しないといけない点ですね。

あとは、1文の中に読点が多く読みづらい箇所がありました。

ちゅん
ちゅん

Bardが作った文章をコピペして、そのまま納品すると、契約を切られてしまうレベルかなという印象です。

Bardに書かせた記事をそのまま使えるのか?

「Bardに書かせた記事をそのままブログに掲載できるか?」、人によりさまざまな意見があると思いますが、現段階で私の意見はNOです。

事実確認を行わずにブログに投稿するのは非常に危険。

AIに書かせた記事をクライアントにそのまま納品する強者ライターがいるそうですが、独自性も人間味もないので、すぐにバレてしまうでしょう。

ただ、SEO対策や構成などは参考にしつつ、きちんと事実確認をして読みにくい文章を直していけば、十分に利用する価値があります。

Bard(現Gemini)の今後が楽しみ

最後に、Webライターやブロガーが、ブログ記事の執筆にBardを使うメリットとデメリットをまとめました。

今後AIチャットの導入を検討している方の参考になれば幸いです。

メリット
  • 中間的な回答が得られる
  • 記事のまとめ方が簡単に分かる
  • キーワード選定や構成作成が時短できる
  • 推敲やコピペ対策もしてくれる
デメリット
  • 記事の独自性が低くなる
  • 情報の事実確認に手間がかかる
  • 文章が単調で堅い

今後どんどん改善され便利になっていくのが楽しみですね!

AIチャットの成長でライター業が廃れていくと言われていますが、上手にAIを活用すれば生き残っていくことも可能でしょう。

(ただ、Bardを使うことで手の抜き方が分かってしまうので、初心者ライターさん・ブロガーさんにはあまりおすすめしたくないのが本音です…)

私自身まだBardを全然使いこなせてないので、また追ってブログを書きたいと思います。乞うご期待♪

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