Webライターになるには資格が必要？おすすめの資格や難易度を解説

こんにちは、Webライターのちゅんです♪

手に職をつけるといえば、まず資格をとることから始める人が多いのではないでしょうか。

私自身、専業主婦の頃は働き口に困らないために資格について調べまわったものです。

今回は、専業主婦からWebライターになる際に資格は必要なのか、またWebライターにおすすめの資格についてご紹介します。

Webライターになるには資格は必須ではない

Webライターになるために資格は必須ではありません。無資格の状態から仕事を得ることも可能です。

ただ、専門性の高い資格（医療従事者・弁護士・税理士・保育士・管理栄養士など）を持っていると、高単価な案件が獲得できる可能性が高まるメリットがあります。

でも上記のような専門性の高い資格を取るには、時間も費用もかかるものです。

稼げるジャンルを狙えば、無資格であれ高単価ライターになることは可能ですので、初心者ライターの頃は資格勉強に時間を割くより、さまざまなジャンルの案件に挑戦してみるといいでしょう。

ライティングスキルをアップできる資格5選

Web関連やライティングに関する資格は色々あります。ここでは、ライティングスキルを高められる資格を5つご紹介！

スキルアップしたい時にぜひ挑戦してみてくださいね。

Webライティング能力検定

日本Webライティング協会が運営する「Webライティング能力検定」は、約10年の歴史がある資格です。

受検者全員が同じ試験を受け、点数によって1級～3級、資格なしと判定されます。

日本語・Webライティング・コピーライティング・SEO・著作権などWebライターにとって必要な知識や技術が身につけられます。

1級の合格者には、協会から仕事依頼が来たり、検定の試験監督者として依頼が来たりするなど、ライターとしての活動の幅が広がるメリットも。

合格率	1級　25％～30％
難易度	★★★☆☆
費用	13,500円（学生は半額、紹介者割引あり）
検定時期	年2回
検定場所	全国17カ所

WEBライティング技能検定

「Webライティング技能検定」は、日本クラウドソーシング検定協会が運営する資格です。

未経験でもWebライターとしてデビューできるノウハウを習得できます。

月に1度、自宅で手軽に受験可能。検定を受験するには、ヒューマンアカデミー通信講座「WEBライティング技能検定講座」の受講が必要です。

合格すれば、ランサーズやクラウドワークスなどから仕事の紹介や報酬アップなどの特典が得られるメリットがあります。

合格率	47.3％
難易度	★★★☆☆
費用	41,000円 （受験料6,000円+講座32,000円+合格証3,000円）
検定時期	月1回
検定場所	Web試験

SEO検定

SEOとは、Search Engine Optimization（サーチ エンジン オプティマイゼーション）の略語です。

Googleなどの検索エンジンで検索した際に、上位表示させるための施策（検索エンジン最適化）のことです。

個人ブログも企業のWebコンテンツも、検索ユーザーにページを見つけてもらうことを目的として作成するため、SEOはWebライターには必須スキルとなります。

全日本SEO協会が運営する「SEO検定」では、SEOの基礎から内部・外部対策、ソーシャルメディアの活用など、Webマーケティングの技術が得られます。

SEOライターを目指す方におすすめの検定です。

合格率	70～90％
難易度	★☆☆☆☆
費用	1級　8,800円 2級　6,600円 3級　5,500円
検定時期	東京は毎月開催（地域により時期が異なる）
検定場所	全国10カ所

日本語検定

当たり前のことですが、ライターは記事を書く時に正しい日本語を使うことが求められます。

「日本語検定」は、漢字・表記・敬語・言葉の意味・語彙・文法の領域から問題が出題されます。

普段何気なく使用している日本語を見直すために、挑戦してみてはいかがでしょうか♪

合格率	1級と2級は約10％ 3級は約40％
難易度	★★★★★
費用	1級　6,800円 2級　5,800円 3級　4,300円
検定時期	毎年6月頃
検定場所	全国

Webリテラシー試験(Webアソシエイト)

Webリテラシー試験とは、Webに関わる仕事の標準知識の理解度をスコアで表すものです。

ネットビジネス・マネジメント・Webサイトの企画や設計、Webデザイン・Webマーケティングなど、幅広い知識を得られます。

また正しいWeb知識を持つことで、業務上で起こりうるトラブルなどのリスクを軽減できます。

今後、Webライターだけでなく、WebデザイナーやWebディレクターとしても活躍したい方におすすめの資格です。

試験に合格すると、「Webアソシエイト」の資格を取得できます。

合格率	61.6％(2021年3月現在)
難易度	★★★☆☆
費用	11,000円
検定時期	申込後、1カ月間いつでも受験可能
検定場所	Web試験

主婦ライターにおすすめの資格4選

主婦からWebライターを目指す人は、自分の得意なことや、興味がある分野の知識をさらに深められる資格をとるのもおすすめです。

案件を獲得する際に「〇〇の資格を持っているから、このジャンルの記事を書くのが得意です」という風に企業へアピールすることもできるでしょう。

主婦ライターさんにおすすめの資格を4つご紹介します。

ファイナンシャル・プランニング技能士（FP技能士）

お金の管理や資産運用に興味がある人は、国家資格であるFPの資格の取得を目指してみると良いでしょう。

不景気が続いているため、将来のために資産運用に興味を持つ人が増えており、ライフプランニングに関する記事も人気が高まっています。

FPの資格を持っていると、高単価の案件を獲得できる可能性があります。

合格率	1級（学科）約14％（実技）約85％ 2級（学科）約40％（実技）約52％ 3級（学科）約68％（実技）約68％
難易度	★★★☆☆
費用	1級　22,000円 2級　12,870円 3級　8,800円
検定時期	1級　年1回（9月頃） 2・3級　年3回（1・5・9月頃）
検定場所	全国14カ所

日本化粧品検定

コスメが好きでWebライターの仕事に活かしたいという方は、「日本化粧品検定」を受験してみるのもおすすめです。

日本化粧品検定は、化粧品の成分や効能効果、メイク方法、スキンケアなど、化粧品に関する幅広い知識を身につけることができる検定試験。

美容関連の記事を書くときに役にたつうえ、自分の魅力を高められますよ。

合格率	1級　67.77％ 2級　72.0％ （第19回の合格率）
難易度	★★☆☆☆
費用	1級　13,200円 2級　6,600円
検定時期	年2回（5月・11月）
検定場所	全国

整理収納アドバイザー

家事スキルをブログ執筆などに活かしたい主婦さんには、「整理収納アドバイザー」の資格がおすすめです。

整理収納のノウハウを得ることで、自宅をキレイに保てるうえ、アドバイザー視点で記事を書くこともできるでしょう。

準1級から3級は、講座や講習を受ければ合格できますし、1級の合格率も高いので、かなり取得しやすい資格です。

合格率	1級　70～80％ 準1・2・3級は講座や講習会を受ければ100％合格
難易度	★☆☆☆☆
費用	1級　18,700円 準1級　36,300円 2級　24,700円 3級　9,900円
検定時期	随時開催
検定場所	会場・オンライン

食生活アドバイザー

料理が得意な方や、食に関する記事を執筆してみたい方は、「食生活アドバイザー」の資格がおすすめです。

食生活アドバイザーは、栄養や病気予防・ダイエット・食文化・添加物・衛生管理・流通などの知識を身につけ、食生活のスペシャリストを目指す資格です。

食の知識は、家族の健康を守るためにも役に立つでしょう。

合格率	2級　40％ 3級　65％
難易度	★★★☆☆
費用	2級　7,500円 3級　5,000円
検定時期	年2回（6月・11月）
検定場所	全国14カ所

資格を取ればライターとして仕事の幅が広がる

今回は、Webライターに関する資格について解説しました。

Webライターに資格は必須ではありませんが、資格をとることで仕事の幅が広がります。

私は、Webに関する資格のないままWebライターになりましたが、企業や自分のブログを執筆する中でSEOの知識を深めたいと思い、SEO検定1級を取得しました。今は、SEOライティングを中心に案件を受注しています。

まずは自分がどんなジャンルが好き、または得意なのかを知り、必要に応じて資格取得を目指しましょう♪