こんにちは、Webライターのちゅんです。
Webライターが仕事を得るときは、クラウドソーシングや求人サイトの募集案件に応募して、テストライティングに合格すれば採用されるという流れがほとんどです。
でも時々、クライアントから「採用前にオンライン面接がしたい」と伝えられることがあります。
オンライン面接の日程も、応募した日から近い日にちを提案されることが多いので、急な面接でも焦らないように準備しておきたいですね。
今回は、Webライターのオンライン面接(Web面談)について、私の経験談もちょこちょこはさみながらお話ししていきます。
Webライターにもオンライン面接(Web面談)がある
Webライターの魅力といえば、自宅で人目を気にせずに作業できることではないでしょうか。
私自身、ノーメイクに部屋着姿でたまにお菓子なんかつまみながら、のんびり作業しています。
そんな感じなので、応募した案件のお返事メールに「ぜひ直接お話しができればと思いますので、今晩か明日にWeb面談のお時間をいただけますでしょうか」と、書いてあったときは本当に焦りました。
オンライン面接は、割合的には少ないですが、大手メディアのお仕事や企業と直接やりとりするような場合には、顔合わせのために行われることがあります。
Webライターのオンライン面接で使用するツール
Webライターのオンライン面接では、Zoom・Skype・GoogleMeetなどのツールが使用されます。
クライアントからミーティング用のリンクが送られてくるので、リンクをクリックすればミーティングに参加できます。
ただ、オンライン会議ツールの扱いに慣れるためにも、あらかじめアカウントを準備しておくとよいでしょう。
私の経験上、Zoom派の方が圧倒的に多い印象です。
Webライターのオンライン面接のマナー
対面で行う通常の採用面接と同様に、オンライン面接にもいくつかマナーがあります。
相手に不快な思いをさせないためにも、オンライン面接のマナーを頭に入れておきましょう。
入室は面接開始3分前がベスト
面接開始5分前までには、ミーティングルームにいつでも入れるようパソコン(スマホ)の前で準備しておき、3分前に入室するようにしましょう。
開始時間ピッタリに入室すると、接続不良や音声トラブルなどが起こったときに対処できず、開始時間に遅れてしまい相手方に迷惑がかかります。
トラブルがあっても対処できるよう、余裕をもって行動しましょう。
背景がシンプルな場所で通話する
オンライン面接では、映り込んだ背景もクライアントの目に入ります。
背景に物がたくさん映り込んでしまう場所は避け、シンプルな壁を背景にして通話しましょう。
壁の色は、白い場所を映したほうが画面が明るくなり、顔の印象も明るくなります。
また、部屋が映らない便利なバーチャル背景はなるべく使用しないほうが無難。
バーチャル背景の精度が低い場合、身振り手振りで説明しても体の部分が切れてしまうおそれがあります。
ミーティング相手の部屋が生活感に溢れている感じだと、見ないようにしても、そちらに目が行ってしまうんですよね…
服装はオフィスカジュアル風で
Webライターのオンライン面接では、クライアント側の担当者がラフな服装であることが多いものです。
ビシっとスーツを着る必要はありませんが、オフィスカジュアルを意識した明るい色の服を選びましょう。
また、前髪が目にかかっていると顔の印象が暗くなってしまうので、目にかからないように工夫しましょう。
私は、だいたい白のブラウスを着用しています。(ボトムは映らないので適当です。笑)
Webライターのオンライン面接の注意点
オンライン面接時のトラブルはできるだけ避けたいものです。
トラブルが起こって慌てないためにも、対策をとっておきましょう。
インターネット環境が不安定な場所での通話は避ける
オンライン面接でよくあるトラブルといえば、途中で通信が途絶えて面接が中断してしまうことです。
PCを再起動したり、通信トラブルの原因を調べたりするのにも時間がかかるため、相手方に迷惑をかけてしまいます。
通信トラブルを避けるために、ルーターとの距離が遠い場所、ルーターとの間に分厚い壁があるところなど、インターネット環境が不安定な場所での通話は避けましょう。
アカウント名に注意
プライベートでもオンライン通話を行う人は要注意!
オンライン会議ツールに使用するアカウント名が、あだ名になっていませんか?
面接の場では、アカウント名を本名またはライター名に変更しておきましょう。
私も何度かあだ名でミーティングに参加してしまい、恥ずかしい思いをしたことがあります。
充電切れに注意
面接途中のパソコンやスマホの充電切れにも注意しましょう。
不安な人は、充電器を挿したまま面接に臨むことをおすすめします。
事前にマイク・イヤホンの動作チェックを忘れずに
オンライン面接が始まり、挨拶のときにマイクが反応しない、イヤホンから音が聞こえないというトラブルもあるあるです。
大事な話を聞き逃して、「すみません、もう一度最初から話してください」と言わなければならず、気まずい事態にもなることも考えられます。
面接開始前に、マイクやイヤホンが正常に反応するか、音量調整が適切かをチェックしておきましょう。
(余談)オンライン面接にも上座と下座はあるの?
対面で行う面接の場合、面接を受ける人は入り口の近くに座るなど、上座や下座のマナーがあります。
しかし、オンライン面接においては、上座と下座の明確なルールは存在しません。
コロナ禍でオンライン会議が増えたころは、複数人で行われる会議において上司が上側に表示されるような画面配置にするといったこともささやかれていたようです。
ただ、オンライン面接で上座と下座について考える人がそもそも少ないので、気にしなくても大丈夫でしょう。
Webライターのオンライン面接では何を聞かれるの?
私の経験上ではありますが、Webライターのオンライン面接では、以下のような内容を聞かれます。
- ライター歴
- 執筆経験
- 得意ジャンル
- 対応できる業務(キーワード選定・構成・画像選定・CMS入稿など)
- 稼働時間(1日何時間か、週に何時間可動できるかなど)
- 長期継続の可否
- 希望報酬
私が受けたWebライターのオンライン面接では、就活でイメージするような「志望動機」や「長所・短所」を聞かれるようなことはありませんでした。
メディアの説明を聞いたり、仕事内容を一緒に確認するという意味合いで行われることが多いようです。
オンライン面接の印象を良くする5つのコツ
1. 目線を合わせる
オンライン面接では、相手方と目線を合わせるように意識しましょう。
とはいえ、対面ではなく、カメラを通して目線を合わせるのはなかなか難しいものです。
自分が話しているときは目線をカメラに、相手方の話を聞くときは目線を画面へ向けるようにすると、目線を合わせることができますよ。
2.普段よりもはきはきとゆっくり話す
オンライン面接のときは、小さくぼそぼそと話すと相手が聞き取れないことがあります。
相手が聞き取りやすいように、普段よりもゆっくりと、はきはきと話すようにしましょう。
3.リアクションは大きめに
その場の空気というものが分かりづらいオンライン面接は、相手方も「ライターさんは、こちらの言っていることが理解できているのかな?」と、不安を抱えていることがあります。
普段よりもリアクションを大きくするように心がけましょう。
なにもリアクション芸をしないといけないわけではなく、大きくうなずいてみたり、口角をしっかりと上げて笑ってみたりといった感じです。
そうすると、面接があたたかい雰囲気になり、お互いに緊張が少しほぐれるでしょう。
4.質問を用意しておく
私は、初めてのオンライン面接で、特に質問を用意していませんでした。
でも、「何か質問ありますか?」に対して、「ありません」と答えるのはやはり素っ気ないですし、熱意が感じられませんよね。
実際の熱意の有無は置いておいて(笑)、面接では「私は御社のメディアやサービスにすごく興味があります!」ということは伝えておきたいところ。
事前に企業理念やメディア情報をしっかりとリサーチして、いくつか質問を用意しておきましょう。
思いつかなければ、決められた納品本数以上に受注できますか?とか、子供の体調不良のときの対応は?などでもOKです。
5.ポジティブな発言を心がける
面接時は、ポジティブな発言を心がけましょう。
例えば、「こんな業務はできますか?」など、自分のスキル以上のことが求められる場合があります。
「それはできません」と答えるよりも、「今はできませんが、今後勉強していく予定です」「機会をいただけるなら、ぜひ挑戦したいです」といった前向きな言い回しに変えた方が印象は良くなります。
オンライン面接では熱意を見せて案件を獲得しよう!
Webライターのオンライン面接についてお話ししました。
就活の面接などに比べると、Webライターのオンライン面接はラフな雰囲気で行われます。
採用面接というよりも、案件の説明や発注条件のすり合わせのために行われるものなので、そこまで堅苦しいものと考える必要はありません。
限られた時間で、クライアントに熱意を見せて、案件獲得につなげましょう!